こんにちは。
夏期講習→前期期末試験と大忙しの8月末~9月中旬が過ぎていきました。
中学生の皆さん、前期期末テストお疲れ様でした。結果はどうだったでしょうか?
当塾の生徒の皆さんの結果は、近日中にお知らせしたいと思います。
さて、今日は別の観点からお話をしたいと思います。
宿河原校では、特に「試験勉強の質と量」にこだわっています。学校から課題として渡されるワーク類はもちろんのこと、塾で渡している教材・その他プリントの進み具合をチェックしています。
「量」についてですが、ある意味覚悟の決まった3年生は勉強時間をしっかり確保してくれますので、最低限の課題は早めに終わらせて、追加の問題集などに取り組んでいます。しかし中1、中2は常に「どうやったら勉強しないで済むか」に必死なので、上記課題が終わらなかったり、また終わらせる時間も能力もあるのに、ただダラダラと勉強時間だけ浪費して終わらせるという、非常に残念な勉強スタイルを取っている印象です。
こういう生徒は
①基本はまぁ取れても、難易度の高い問題はまったく手が出ない
②平均点+5~15点で止まり、それで満足してしまう
という傾向にあります。
そうならないよう、「ページ単位で」終わり具合を確認し、日々の授業の中でもっこまで終わらせるというノルマを定めたりしています。
「質」についてですが、これはまだまだクリアしなければならない課題が山積みです。演習の「量」を増やすことで、出来るようになる生徒は多いのですが、反対に「やったわりには本番で点数が思ったほど取れない」という生徒もいます。とても真面目にコツコツやるタイプでも、こうなってしまう生徒はいます。
そういう場合の対応としては、「理解度チェックテスト」をする、というものがあります。これは当塾でもやっていて、試験前のその科目最終授業では、テストを意識した「確認テスト」を行います。このテストで目標点を切ってしまうようであれば、それまでの勉強に何らかの問題や抜けがあるということでしょう。
その「抜け」の正体は何なのか?
思ったほど取れなかった生徒に対して、必ず投げかける質問が
「間違えた問題を解き直した?」
という質問です。そして答えは「いや…できていないです。」と決まっています。
出来なかった問題をそのままにしては、点数上がらないの当たり前ですよね?
じゃあなんでそれをやらないか?あるいは、できないか?
時間的制約もあるでしょう。しかし、「時間がないのか、じゃあ仕方ないね」
とはなりません。
「解き直しをしないとダメだ、復習しないとダメだ」と
言うのは簡単ですが、その流れをもっと自発的に当たり前にできるようになる
その為に私たちは何ができるか、もっと考えて工夫したいと思います。
何だか自己啓発になってしまいましたが、「テストの直しも大事だよ!」
ということも付け加えて、本日はこの辺で。